キダム家の手作りワンコご飯:調理編

キダム家の手作りワンコご飯:調理編

こんにちは、Dog Garden Quidam(ドッグガーデン・キダム)の管理人です。
ワンコの手作りご飯、みなさんどうしてますか?
材料や分量、調理方法や保存方法、選択肢はいろいろあって正解がないから、「他の家庭はどうなのかな」って気になるけど、なかなか聞けませんよね。

私も、豆柴を3頭仔犬から育ててきた過程でいろいろ試行錯誤をしました。
いいものを用意することと、それを継続できるかどうかのバランスってすごく大事で。
ご飯を作ることが飼い主のストレスになっちゃうと、元も子もないですしね。

そんな中、「今はこうしてるよ」という作り方があるので、我が家の愛犬「こはる」と「おもち」の手作りご飯をご紹介したいと思います。
特段「これがおすすめ」とは思わないけど、我が家の愛犬2頭も毎日おいしそうに食べてくれるので、参考にしてもらえると嬉しいです!

材料:キノコ類が多め

分量は、ものによって多少違うのでだいたいこのくらいという目安です。
りんごはあったりなかったりします(笑)。

  • 体重 3.4kg と 2.2kg の豆柴2頭で約1週間(7日)分
  • 出来上がりの量:約 560g
  • 一食の内容は【この手作りご飯 + 白米 + カリカリ + お出汁 + サプリメント等】です
しいたけ
2個
舞茸
1/3パック
しめじ
1/4パック
人参
1/3本
じゃがいも
中2~3個
かぼちゃ(冷凍)
6切れ
ブロッコリー(冷凍)
子房8個
小松菜
2~3株
キャベツ
適量
りんご
1個

ヤマトが病気になった時、アガリクスをあげるのはどうかと獣医師に聞いたところ、「いいと思うが継続できるかどうかが大事」とアドバイスをもらいました。確かにアガリクスはすごく高価で、効果が分からないままずっとあげ続けられるのかは微妙だなと。

この話をブリーダーさんにしたら、「キノコ類はすごくいいですよ、お出汁もでるし」とヒントをもらって。それ以来、しいたけ・舞茸・ヒラタケ・しめじ等のキノコ類をたくさんあげるようにしました。

あ、でもヤマトはカリカリ派で手作りご飯は食べてくれなかったんですけどね…😭

キノコ類は、買ってきたあと小分けにして冷凍保存しています。かぼちゃやブロッコリーも冷凍野菜を使うと手間が省けるのでおススメ。

レンジで下茹で

かぼちゃとブロッコリーを耐熱容器に入れてレンジで蒸す

冷凍のかぼちゃとブロッコリーを一緒にレンジで蒸します(600wで6分)。

(私はマーナのザルボウルのセットを愛用。ボウルにお水を1cmほど入れて、ザルに冷凍野菜を置いて、蓋してチン。ラップも不要で野菜の水分が抜けてしまうことなく、蒸し野菜が手軽にできます)

出来あがったら、蓋をとってザルのまま冷ましておきます。

じゃがいもを7mm角のさいの目に切る

かぼちゃとブロッコリーをレンチンしている間に、じゃがいもを7mm角程度のさいの目にカットします。

他の野菜はフードプロセッサーで粗みじんにしてしまいますが、じゃがいもだけは食感を出すため包丁で切っています。

水にさらしてレンジで蒸す

灰汁を取るため、カットしたじゃがいもを水にさらしてしばらく置き、かぼちゃとブロッコリーのレンチンが終わったら、同じようにレンジにセットして蒸します(600wで6分)

出来あがったら、蓋をとってザルのまま冷ましておきます。

お野菜をひたすらカットしてお鍋に投入

ここからは、フードプロセッサーを使ってお野菜をひたすらカットしていきます。

お鍋に水を1.5cm程度張って準備

お鍋に水を1.5cm程度入れておきます。(写真の鍋は直径 22cm)
まだ火は点けません。

最初にキノコ類をカット

キノコ類をフードプロセッサーに入れてみじん切りに。

1の鍋に入れておくと出汁がでて美味しくなります。

人参・ブロッコリー・りんごを投入

人参とブロッコリー、りんごを包丁で適当に切り、フードプロセッサーへ。

お鍋に投入 → 点火します。ごく弱火(一番弱い火力設定)です。コトコト…

かぼちゃをスプーンでほぐして投入

かぼちゃは煮ると溶けてしまうので、プロセッサーで細かくする必要はありません。
スプーンで皮をそいで、そのままお鍋に投入します。

※蒸しても固い場合は包丁で小さめに切って入れます。

じゃがいもを投入

冷ましておいたじゃがいもを入れます。

小松菜とキャベツを投入

最後に、小松菜とキャベツをフードプロセッサーで細かくカットし、お鍋に投入します。

緑葉野菜は、シュウ酸が少ないものを選びます。小松菜にも少しありますが、水洗い+加熱するとより安心です。

落し蓋をしてコトコト…10分、できあがり!

下茹で(蒸し)してたり、途中から火を入れているので煮込みの時間は10分程度。見た目や食感を考えると、煮込みすぎてどろどろにならない方がいいです。

落し蓋+お鍋の蓋で10分

小松菜から灰汁が出るので、落し蓋(私の場合はクッキングシートに穴を開けたもの)をし、その上からお鍋の蓋をしてごく弱火のまま10分放置します。

※お野菜からたくさん水分が出るので充分な場合がほとんどですが、明らかに水気が少ない場合は、材料がひたひたになる程度の水を追加します。

できあがり!

見た目はほぼ10分前と変わりません。
かぼちゃや人参が多いと黄色みが強く、小松菜が多いと全体的に緑色っぽい仕上がりになります。

小分けにして冷凍庫へ

後は粗熱が取れたら、早めに小分けにして冷凍庫へIN。お疲れさまでした 😊
調理器具を準備したりするところから、ざっと1.5時間くらいで完了です。

このレシピのポイント

最後に、このレシピのポイントをまとめます!

  • きのこは種類も量もたっぷりと
  • 緑葉野菜はシュウ酸が少ないものを選ぶ
  • 愛犬のお尻からそのまま出てくる可能性を考慮してカット
  • でも、じゃがいもだけは包丁で大き目にカット
  • 加水は最小限に
  • ぐつぐつ煮るのではなく、コトコトと蒸し煮にする

最初は、包丁で材料を切って時間がかかりすぎたり、逆に全部フードプロセッサーを使ってドロドロになりすぎたりと悩ましい状態でしたが、「じゃがいもだけは包丁で切る」ようにしてからいい感じに落ち着きました。

参考にしてもらえると嬉しいです 🙌

この記事を書いた人

Quidam

Dog Garden Quidam の管理人です。